扁桃腺手術で退院後の食事に関する注意

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扁桃腺手術で退院後の食事に関する注意

扁桃腺は、慢性的な炎症が起こったり肥大した時などに摘出手術を行います。術後退院まではほとんどがおかゆや流動食になりますが、退院後は自分で食事をとらなければなりません。しかし、まだ口内の痛みが残っているため食欲が湧かず、また、何を食べれば良いのかにも悩んでしまいます。

やはり気になる手術後の食事

退院後の食事については、入院している日数や術後の経過、手術内容によってさまざまです。退院したらなんでも好きなものを食べてよいというケースもありますが、ほとんどの人が術後2週間程度は激痛に追われるため、食べられるものを制限されてしまいます。良く注意されるものは、刺激物や硬いもの、生ものなどです。

扁桃線摘出手術

扁桃腺切除術の後は傷口が癒えるまではできるだけ細菌類の感染を抑えておきたいため、発酵食品等も避けます。水分はしっかりとるべきですが、酒類や炭酸飲料など、刺激の強いものは嚥下するときに痛くてまず飲めません。また、傷口にかなりの刺激を与えることになりますので、痛みを感じなくなるまでは我慢した方がよいでしょう。お茶や水、スポーツドリンクなどが刺激がなくおすすめです。

固形物や刺激物は避けましょう

固形物は無理に食べる必要がなく、プリンやゼリーなどの、喉ごしの良いものでカロリーを摂取するのも一つの方法です。徐々に豆腐や味噌汁なども食べられるようになりますが、あまりに熱いものは痛みも強く、傷口にも良くありませんので、しっかり冷ましてから食べるようにしましょう。

刺激物は温度だけでなく、香辛料なども論外です。傷口に塩を塗った状態になり、痛みを加速させるだけですので、薄味の優しいものを食べましょう。

食事がつらいのは退院後数日程度ですので、この期間は栄養バランスなどよりも、とにかく食べやすいもの、扁桃腺に刺激や負担を与えないものであることを重視して、水分とカロリーを十分に摂取するようにしましょう。また、安静にしていることが回復への近道ですので、退院したからといって動き回らずに休みましょう。

扁桃腺摘出手術体験と切らない治療法

以下の体験談では、扁桃炎を繰り返し摘出手術を行った親子のお話と、手術せずに慢性扁桃炎する方法を紹介しています。
実際に手術にかかった費用などをご覧になりたい方は「大人と子供の扁桃腺摘出手術」を御覧ください。
あなたの症状と照らしあわせて、参考になさってください。