冬に多いインフルエンザと扁桃腺炎の併発

冬に風邪をひいたら、インフルエンザかもしれない？扁桃腺炎かもしれない？もしかしたらインフルエンザと扁桃腺炎を併発している可能性があります。

インフルエンザについて

皆さんご存じのように高熱がでます。潜伏期間も1日～3日と短く、かかったと思ったら一気に熱がでます。実際には鼻水が出たり咳が出たりの症状もありますが、やはり高熱が1番の特徴ではないでしょうか。
病院で検査をして陽性になれば、タミフルやリレンザ等が処方されます。しかし発症日に検査してしまうと、陰性と出てしまう可能性もあります。熱が出てから1日経過してからの検査がいいと思います。ただあまりにも熱が高く症状から診てインフルエンザの可能性が高い場合、陰性となってもタミフル等が処方される場合もありますが。
感染力の高いインフルエンザは、熱が下がって２日間は感染力を持っていますので自宅隔離です。

扁桃腺炎について

次に扁桃腺炎ですが、こちらも高熱が出る場合もあります。ただ基本的には喉の痛みから始まることが多いのではないでしょうか。

そしてこちらは潜伏期間1週間ともいわれています。発症までが長いです。
インフルエンザとの最大の違いは感染力の弱さです。人にうつらない、感染しないって大きな違いですよね。
喉の痛みや咳の薬は別に出るとしまして、扁桃腺炎で熱が高くなった場合、薬はロキソニンが多いと思われます。もちろん医師の考えが反映されますので、絶対ロキソニンが出ます！とは言えません。そしてもちろんタミフル等は出されません。

インフルエンザと扁桃腺炎、熱が高く病院に行ったらどちらかを診断されるかもしれません。しかしどちらにもかかっている可能性は充分にあります。
抵抗力が弱っている時に、潜伏期間の違う2種類を併発していたっておかしくないんです。扁桃腺炎にかかっているけれどまだ発症していない、けれど確実に発症準備に入っている体で、感染力の高いインフルエンザの人と接触していたとしたら？
両方同時発症してもおかしくありません。

当たり前のことですが、高熱が出たら病院で検査を受けましょう。解熱剤には種類がありますので、インフルエンザなのか扁桃腺炎なのか、それとも両方を併発なのかで飲むべき薬は違ってきます。扁桃腺炎でタミフルを飲んでも効きませんし、インフルエンザでロキソニンを飲んでも効きません。
自己判断でドラッグストアで薬を購入しようというのは、冬は止めておいたほうがいいでしょう。

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