扁桃腺とアレルギーの関係を考える
扁桃腺とアレルギーの関係を考える
アレルギー体質の中で、アレルギー性鼻炎の人に症状が出ると
- くしゃみ
- 鼻水
- 鼻づまり
以外にも、案外と喉の痛みや違和感を覚える人が多いです。
もちろん、鼻と口・喉は内部で繋がっていますから、アレルギー症状の炎症が伝わっていることも充分に考えられます。
実際のところ、喉に痛みや違和感といった実感はなくても、喉の付近、つまり、扁桃腺あたりがいつもより腫れぼったくなっていることがあるのです。
扁桃腺は喉のあたりのちょっと膨れているリンパ部分
扁桃腺は口の奥、喉のあたりのちょっと膨れているリンパ部分のことを言います。
この部分が腫れると、のどに痛みが起きたり、いびきや無呼吸症候群を引き起こしたり、熱を出してしまったりすることがあります。
ここが腫れてしまう原因とアレルギー性体質や鼻炎とは、直接に関係はありません。
しかし、鼻炎の症状が出ている時は、鼻呼吸がしづらくて口呼吸に頼ってしまいがちです。すると、どうしても口内が乾燥してしまいがちになります。
口内が乾燥するというのは、トラブルの元で炎症を起こしやすい状態になるということなのです。
そのため、扁桃腺が腫れてしまうということが引き起こされます。
腫れを繰り返すと肥大してしまいます
また、もともとの扁桃腺であれば問題なくても、腫れて肥大化傾向になってくると、気道を圧迫することになります。
気道を圧迫されることで、鼻づまりなどの症状も出やすくなってしまうのです。
そのため、鼻呼吸しづらくなります。
そんな状態が、結果的にアレルギー性鼻炎を悪化させることにも繋がります。
扁桃腺の状態とアレルギー性鼻炎の症状発生との間に、直接的な因果関係はありません。
しかし、鼻と喉という呼吸をする時に大切な部位となる箇所にかかわるものであることには変わりないというのも、確かなことです。ですから、鼻炎の症状を改善することによって口呼吸から鼻呼吸がスムーズになれば、口内乾燥を防ぎ、扁桃腺に炎症が起きる比率は減ります。
また、扁桃腺肥大による切除をおこなった場合にも、鼻呼吸をしやすい状態を導けて鼻炎の症状が出にくくなる症例もあるのです。
扁桃腺摘出手術体験と、切らない治療法
以下の体験談では、扁桃炎を繰り返し摘出手術を行った親子のお話と、手術せずに慢性扁桃炎する方法を紹介しています。
あなたの症状と照らしあわせて、参考になさってください。
扁桃腺とアレルギーの関係を考える関連ページ
- 症状が似ている扁桃腺とインフルエンザの見分け方
- 症状が似ている扁桃腺とインフルエンザの見分け方についてご案内します。
- 扁桃腺の役割と症状改善にかかる期間
- 扁桃腺の役割と症状改善にかかる期間についてご案内します。
- 高熱を伴う扁桃腺炎に注意
- 高熱を伴う扁桃腺炎についてご案内します。
- 扁桃腺の炎症でできる白い斑点
- 扁桃腺の炎症でできる白い斑点についてご案内します。
- 扁桃腺と性病の深いかかわり
- 扁桃腺と性病の深いかかわりについてご案内します。
- 扁桃腺の腫れは性病の可能性も
- 昨日の夜の情事から…気になる扁桃腺の腫れは性病の可能性も
- 扁桃腺の腫れは細菌ではなく自分の体調
- 扁桃腺の腫れは細菌ではなく自分の体調管理が大切です。にんにく玉でビタミンB1やアリチアミンを取りましょう。
- 扁桃腺と無呼吸症候群の関係を探る
- 扁桃腺と無呼吸症候群の関係についてご案内します。
- 扁桃腺炎の病気は人にうつる?
- 風邪を引いて扁桃腺が腫れていると医師に言われた事がある人がほとんどだと思います。 扁桃腺に炎症が起きると扁桃炎と言われます。実は扁桃炎は人にうつるという噂があるのですが、それが本当か紹介したいと思います。
- 扁桃腺にできる結石の原因など
- 扁桃腺にできる結石は臭い玉はできる人とできない人がいます。しかし出来にくい人の場合でも扁桃腺の見えないところにくっついていたり、知らずに飲み込んでしまっている場合があります。
- 花粉症でも扁桃腺炎と同じような症状が出る!
- 花粉症の症状に扁桃腺炎と同じような症状が出る場合があります。その原因はアレルギー性鼻炎です。
- 扁桃腺とアレルギーの関係とは
- 扁桃腺とアレルギーの関係はどのようなものがあるでしょうか。