【扁桃摘出手術体験談】私も子供の頃、扁桃腺肥大でした
扁桃腺が大きいとどんな影響があるのか。私自身の扁桃腺肥大体験談
扁桃腺が大きいことを気にしたことがありますか?
私の家族はどうかというと、私も主人も扁桃腺が大きかったので扁桃腺の大きさは遺伝するのでは?
という考えから、気にしていました。
たまに子供達ののどを見てみると素人が見ても大きいなと思える大きさでした。
しかし耳鼻科に行っても、
「扁桃腺は大きいですね。熱が出る風邪をよくひくと思います。うがいなどで気をつけましょう。」と言われただけで、
扁桃腺が大きいからと扁桃腺を切る手術などについては、医師から何も聞いたことがありませんでした。
大きいから切除するという考え方ではないようです。
扁桃腺肥大から考えられる症状
両側の扁桃腺が何らかの原因によって肥大すると、子供ののどはまだ小さく肥大した扁桃腺が邪魔をして
呼吸困難になったり、いびきがでたり、食べ物が食べにくかったり、ひどい場合は、無呼吸症候群になることも考えられます。
無呼吸症候群になる場合は、アデノイドも肥大していると考えられます。
扁桃腺肥大で辛い思いをした私の体験
私は、小学校高学年の時に扁桃腺の日帰り手術をした体験があります。
もともと扁桃腺肥大の私は、熱が出る風邪をひくことも多かったです。
その時は、ご飯も食べられないほどの状態になり、扁桃腺は腫れどんどん悪化していきました。
急性扁桃炎になり耳鼻咽喉科に行きました。
行った時にはすでに膿んでいる状態でした。扁桃腺の両側がくっついているのがわかるくらいに腫れました。
薬をもらったのですが、一向に治らず食べ物も食べる事ができず飲み物を飲む事もつらい状態でした。
2度目の受診の時に「扁桃腺を切りましょうか」と言われ、これ以上痛い思いをするのは嫌だとその場で承諾しました。
その頃は、耳鼻咽喉科で切除することは普通でした。
その場で局所麻酔による手術をしてもらい大量の血が出たのを覚えています。のどの風邪をひいた時の痛みをはるかに超え扁桃腺を切ってからもすごく痛いのです。かさぶたのようなものが食べる度にはがれるからだと思いますが、ちょうど火傷をして皮膚がむき出しの状態で何かに触ると痛いと思いますが、その状態がのどの全体に広がって痛いイメージです。
結局完治するまでに2週間ほどかかった記憶があります。(扁桃腺は2/3くらい切除)
私の場合、扁桃腺は大きかったのですが、急性の扁桃炎になり症状がひどかったためその場で手術をしています。
扁桃腺肥大の人は、もともと風邪にかかりやすく、扁桃炎にかかるリスクが高いと言えます。
当時の手術に対する考え方と今現在の考え方では違いがあります。
当時は、扁桃腺の重要性があまり定着していないため、日帰りで手術をする病院が多かったようです。私自身もなんのためらいもなく手術をしました。
現代では、扁桃腺肥大だからすぐに手術ではなく、幼児の大切な時期に成長の妨げとなるような原因がある場合に手術をする必要があると考えているようです。
扁桃腺が大きいと思われる方は、うがいなどをして病原菌を体に入れない工夫をしましょう。
少しでも風邪の症状がある時は、早めの受診などをして対処しましょう。
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