扁桃腺の症状と全身麻酔の手術
扁桃腺炎は喉の奥にある扁桃が常在菌によって炎症を起こしてしまう病気で、腫れてしまうと高熱が出たりすることがあります。
菌の他にもウイルス感染によるものも多く、インフルエンザ菌や溶血連鎖球菌などでも発症します。
普段は何ともなくても、疲れなどで身体が弱っている時に発症することが多い病気です。
扁桃腺炎にも急性と慢性があり、1年に5回ほど発症してしまう人は『慢性』と言われています。
初期段階では喉が腫れて痛い、という症状ですがですがひどくなると40℃の発熱などを伴い、肺炎を引き起こすこともあり、注意が必要です。
抗生物質の投与や解熱鎮痛剤で痛みや熱は下がりますが、発熱を何度も繰り返す場合や無呼吸の症状がある人は、扁桃を切り取る手術をすることもあります。
扁桃を切り取る手術は、喉の奥のその部分の皮膚を切開し、肥大した扁桃をくりんとくりぬくように簡単に取ることができるものです。
簡単な手術に思えますが、全身麻酔で行いますので、余病がある人はきちんと検査をした上での手術になり、予後も気をつけなくてはいけません。
手術自体は難しくありませんが、たまに扁桃が癒着している場合もあり、そのような時は手術時間が長くかかります。
術後の経過とその後の再発について
術後患部からの出血がありますが、それがなくなれば退院となります。
だいたい1週間くらいの入院で済むことが多いです。
痛みもありますが、鎮痛剤を処方してもらうとやがておさまります。
食事は術後3日後から始めることができます。
高額医療になりますので、健康保険からの補助もありますので心配はいりません。
即、命にかかわると言う病気ではないので手術に踏み切るのには勇気がいるでしょうし、扁桃を切り取っても100%治る、とは言い切れません。
それでも扁桃腺の持病を持った人は子供のころからこれで悩まされて来たのでしょうから、大人になっても1年に何度も高熱に悩まされる人は手術での治療を考えるべきでしょう。
きちんと医師と相談し、しかるべき治療をしていくことが大切です。
のどの炎症・感染予防の重要性
術後は病院のお薬の他に市販のサプリメントやスプレーで感染予防する方法が有効です。
手術を受けてない方も、このような方法を取ることで慢性的な扁桃腺トラブルを予防することができます。
予防法の具体例はこちらをご覧ください→サプリメント・スプレーを利用した予防法
実体験からもっと詳しく扁桃腺摘出手術を知る
以下の体験談では、扁桃炎を繰り返し摘出手術を行った親子のお話と、繰り返してとうとう扁桃周囲膿瘍になり入院してしまった女性の体験談を紹介しています。
実際に手術にかかった費用などをご覧になりたい方は「大人と子供の扁桃腺摘出手術」を御覧ください。
あなたの症状と照らしあわせて、手術を受けた方が良いの参考になさってください。
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