扁桃腺の炎症でできる白い斑点
この白い斑点は、膿であり、軽度の風邪では絶対に出来ないものです。左右両方の扁桃腺に出来るのが一般的ですが、まれに片方だけに出来る場合もあります。
しかし、初期段階から白い斑点が出来ているのではありません。初期には赤く腫れあがるところから始まり、症状としては悪寒を伴います。
また、38度から40度の高熱を発することもあります。白い斑点がないために、軽度の風邪と誤解してしまうことが多いのです。
病院での検査では、問診や視診をまず行い、症状に応じて血液検査や尿検査を行います。
白い斑点があれば扁桃炎の可能性が高いのですが、それが見えない場合の診断基準を見つけるためです。
治療方法(白い斑点が膿だった場合)
治療としては、おもに薬物治療を行います。炎症を抑える炎症鎮痛薬を利用するほか、
感染の症状に応じて使用する抗菌薬を分けています。
一方で、生活するうえで注意しなければいけないこともあります。
安静に努めるほか、水分や栄養補給をすることが大切です。
ヨード液(イソジン)のうがいが、扁桃腺の炎症には効果があります。
のど飴をなめてのどにうるおいを与えるのも良いでしょう。
また、室内の温度調節や、湿度の調整がとても重要であり、極端に不快な状態にしておかないことが大切です。
適切な治療を行えば、白い斑点がなくなり、扁桃腺の炎症は収まってくるでしょう。
治療例を見る:扁桃腺の白い斑点(扁桃周囲膿瘍)の治療・病院での処置
ただの喉の痛みだといって、甘く見てはいけません
ただ、扁桃腺の炎症を放置して悪化させると、周囲の組織にまで炎症が広がる危険性があります。腫れがひどくなり膿がたまってしまうと、喉の痛みが強くなり、口を開くのが難しくなることもあります。
ただの喉の痛みだからといって軽く見るのではなく、早めに対処をして、適切な治療を行うことが大切です。
扁桃腺摘出手術体験と、切らない治療法
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あなたの症状と照らしあわせて、参考になさってください。
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