【扁桃摘出手術体験談】息子が扁桃腺肥大により睡眠時無呼吸症候群になる前兆
なぜ子供は扁桃腺肥大になる?症状が出るまでの子供の様子
実際に扁桃腺肥大の家族3人の体験記を交えてお伝えしたいと思います。
熱を出す風邪をよくひく子は要注意!
高熱を出す風邪をよくひく子は、耳鼻科に行くと「扁桃腺が大きいですね。」と医師から言われることが多いと思います。
繰り返す高熱・扁桃腺は密接な関係があります。
まず、扁桃腺の機能について説明してから体験記に入りたいと思います。
扁桃腺の免疫機能の発達
扁桃腺は3歳頃から6歳頃にもっとも大きく成長します。そして空気の中に含まれる病原菌から守る働きをしています。
この免疫の役目をする機能は子供の扁桃腺に限られています。
7歳頃までにほぼ最大の大きさになり、中学生頃までには免疫機能はすべて発達が完了します。
その後扁桃腺は自然に小さくなります。
扁桃腺が通常よりも大きいと面積が広いため、病原菌に接することが多く、風邪にかかりやすいと言えます。
高熱を出す原因は、大きい扁桃腺のせいでもあります。
扁桃炎に何度もかかっていると扁桃腺肥大が進行し、成長の妨げとなる睡眠障害などをひきおこします。
私の息子が扁桃腺肥大により睡眠時無呼吸症候群になる前の子供の様子をみてみましょう。
症状が出るまでの子供の様子
のどが真っ赤になり高熱、鼻水、たんなどの症状の風邪をよくひく子でした。
風邪をひくと決まって「ぜんそく様気管支炎」と診断されました。
1歳の頃から、ぜんそく様気管支炎にかかりました。
熱がでて鼻とのどが鼻水やたんなどで塞がれた状態で、ゼーゼーと音がしました。
まだ管も細いので、酸素がまわらないのか青ざめたようになり夜中に呼吸困難で病院へ行ったこともあります。
その時は、鼻水を吸入する処置をしてもらいました。
次の日に、かかりつけの小児科にかかり、たんを吸入してもらうとなかなかとれず。
ティッシュで鼻をこちょこちょしてもらい出たくしゃみに混じって、ビックリするくらいの青みがかったたんが取れました。
これが原因だったんだとこんなに粘度の高いたんが気道をふさいでいたと思うとゾッとしました。
このようなぜんそく様気管支炎を1年に何度も繰り返す子でした。
そして風邪をひいていなくても、食べ物を食べた時にせき込むだけで、よく吐いたりしていました。
なぜこの子だけよく吐くのだろうと思っていました。
上記のように、熱の出る風邪をよくひく子は、扁桃腺肥大が原因かもしれません。
お子様の口の中をみてみてください。扁桃腺が大きいなと感じたら、注意が必要です。
のどが真っ赤になる扁桃炎を何度も繰り返さないように、風邪をひいたと思ったら早めの受診をし、
ひどくならないように注意しましょう。
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