子供の扁桃腺疾患の手術前に注意しなければいけないこと

扁桃炎

子供の扁桃腺が肥大している場合、手術しなければいけないかどうか悩んでいる方はいませんか?

 

扁桃腺が肥大していて一年のうちに4回くらい高熱が出てるので生活に支障をきたすという場合は、手術適応になることがあります。

 

扁桃腺が肥大しているからといってすぐに手術をするのではなく、本当に必要かどうかをしっかり見極めることが大切です。

 

子供の扁桃腺疾患の手術前に注意しなければいけないこと

扁桃腺の切除手術について注意することがあります。扁桃腺を切除したら熱がでなくなると勘違いしている方も多いと思いますが、切除したからといって絶対に熱が出なくなるという保障はありません。

 

またお子さんが小さいころは扁桃腺を切除することによって、免疫力を下げてしまうというデメリットもあります。

 

もしお子さんが肥大傾向だけの症状については、年齢を重ねるにつれ縮小してくる傾向が強く、様子をみた方が良い場合もあります。

 

扁桃腺の炎症によって腎炎やリウマチ熱、皮膚炎などが起きるという場合や扁桃腺肥大によって睡眠時無呼吸症候群になっている場合は手術を検討してみるべきです。

 

手術前に、検査などをして医師としっかり相談し手術をすべきかどうかを検討してみると良いでしょう。また不安がある場合は、セカンドオピニオンを利用してしっかりと納得したうえで手術を行うと安心です。

 

摘出手術について

手術は、全身麻酔で行い手術前の検査日を含め、傷の治り具合にもよりますがだいたい10日くらいの入院だと言われています。術後は、食事をするのが辛く流動食から始めます。
固形食を食べられるようになって再出血の危険性がなくなったら退院できます。
退院しても、再出血の心配があるので念のために2、3日は固い物を食べないなど食べ物に注意をしておくと安心です。

 

手術をすると、睡眠時無呼吸症候群の恐れやいびきは軽減されると思われます。
また炎症を抑えるために頻繁に抗生剤を使用することも少なくなるでしょう。成長期に大切な睡眠の確保や頻繁な発熱の回避の為に、一度耳鼻科の医師に相談してみるのも手です。

 

扁桃腺摘出手術体験と切らない治療法

 

以下の体験談では、扁桃炎を繰り返し摘出手術を行った親子のお話と、手術せずに慢性扁桃炎する方法を紹介しています。
実際に手術にかかった費用などをご覧になりたい方は「大人と子供の扁桃腺摘出手術」を御覧ください。
あなたの症状と照らしあわせて、参考になさってください。

切らずに治す慢性扁桃炎・扁桃腺肥大




 


 

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