扁桃腺の手術で医療保険はおりるか
扁桃腺炎は扁桃腺肥大が悪化した状態で、40度近い高熱と喉の痛みにうなされ、非常につらい病気です。特に免疫力の弱い小さな子供はかかりやすい上、経口摂取がつらくなるので十分な水分も取れず、重症化して脱水症状になることも少なくありません。
通常は抗生物質や鎮痛消炎剤などの投薬で治療をしますが、扁桃腺炎はくせになりやすく、頻繁に高熱を出す慢性の状態になると本人も大変ですので、手術で扁桃腺を切除します。
扁桃腺切除術の後は感染症に気をつけましょう
扁桃腺切除術の後は細菌やウイルスに感染しやすい上、出血や高熱などの症状が出やすくなっており危険ですので、検査も含めて全体で9~10日程度入院しなければなりません。その間は激痛に悩まされて十分な栄養を取ることも難しく、薬はおろか唾を飲み込むことも困難ですので点滴で栄養補給や投薬を行うケースもあります。
また、高熱が酷かったり多量の出血をするなど術後の経過が思わしくない場合には再手術をすることもありますので、さらに入院日数が延びてしまいます。治療費は入院日数によりますが、10~20万円以上かかることも珍しくありません。
のどの炎症・感染予防の重要性
術後は病院のお薬の他に市販のサプリメントやスプレーで感染予防する方法が有効です。
手術を受けてない方も、このような方法を取ることで慢性的な扁桃腺トラブルを予防することができます。
予防法の具体例はこちらをご覧ください→サプリメント・スプレーを利用した予防法
扁桃腺の手術で医療保険はおりるか
多くの保険会社の医療保険では、扁桃腺炎の手術に関しては手術給付金が出ないことになっています。ただし、入院給付金の対象にはなりますので、保険会社に問い合わせてみると良いでしょう。なお、入院給付金が入院何日目から出るかは保険会社によって差がありますので、短期の入院では保険金がおりないケースもあります。
扁桃腺炎を繰り返し、慢性的になった結果手術をするケースは非常に多いため、医療保険に加入する際には過去に扁桃腺炎をわずらったことがあるか、再発の経験があるか、重症化して入院したり手術したことがあるのかなどを告知しなければなりません。これを怠ると、加入後に保険金の申請をしても保険金がおりないばかりか、医療保険自体を失効する可能性があります。契約時には過去の病歴をきちんと伝えておくようにしましょう。
扁桃腺摘出手術体験と切らない治療法
以下の体験談では、扁桃炎を繰り返し摘出手術を行った親子のお話と、手術せずに慢性扁桃炎する方法を紹介しています。
実際に手術にかかった費用などをご覧になりたい方は「大人と子供の扁桃腺摘出手術」を御覧ください。
あなたの症状と照らしあわせて、参考になさってください。
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