花粉症でも扁桃腺炎と同じような症状が出る!
花粉症の主な症状は
- くしゃみ
- 水性鼻漏
- 鼻閉
です。
またそれ以外に、頭痛や体のだるさ、倦怠感、発熱、耳の中の違和感、喉の違和感等の症状が出る人もいます。
扁桃腺炎とは、扁桃腺が腫れることによって引き起こる病気であり、二つに分類されます。
- 急性扁桃腺炎
- 慢性扁桃腺炎
急性扁桃腺炎
急性は急になる扁桃腺炎であり、慢性は一年に5回以上扁桃腺炎を繰り返すと慢性と診断されます。
急性扁桃腺炎の症状は、38度から40度の高熱、食事や唾液を飲み込む際に初期段階より痛みが増す、頭痛、倦怠感、関節痛、寒気、頚部リンパ節腫張、耳の痛み(中耳炎も併発した場合)です。
慢性扁桃腺炎
慢性の場合の症状は、食事や唾液を飲み込む際に初期段階より痛みが増す、頭痛、耳の痛み、乾燥、咽頭異常感です。花粉症と扁桃腺炎で、共通の症状として、頭痛、耳の中の違和感、倦怠感、咽頭異常感、発熱等があげられます。人によっては水性鼻漏、鼻閉も共通する可能性があります。
違う症状としては、扁桃腺炎には、
- 関節痛や頚部リンパ節腫張
- 寒気
- 喉の痛み
があり、花粉症にはそれらの症状がないことがあげられます。
なので、花粉症か扁桃腺炎か症状が似ていて分からない場合は、関節痛があるかないか、寒気があるかないか、喉の痛みがあるかないかで判断することが可能です。
アレルギー性鼻炎
花粉症の原因として、花粉によるアレルギー性鼻炎があげられます。
なので、予防対策としては、外出を控える、マスクをする、ゴーグルをする、窓やドアを開けない、手洗いうがいをしっかりする、家に入る前に服をはたく、洗濯物を家のなかに干す、花粉症の薬を早い時期から接種する、花粉避けのミストを使う、といったものがあげられます。
一方の扁桃腺炎の予防対策は、マスクをする、手洗いうがいをしっかりする、風邪薬を症状の早い時期から飲む、漢方薬を接種する、防寒対策をしっかりする、うがいの際にイソジン等のうがい薬を使用するといったものがあげられます。
扁桃腺炎の対策は風邪と同じ
扁桃腺炎は風邪の対策と同じです。扁桃腺炎の原因としては、風邪から発症し扁桃腺に炎症が生じることで発症するパターンが多いので、風邪さえひかなければ扁桃腺炎はほぼ発症しないと考えられています。
慢性扁桃腺炎の場合も、抗生物質や手術をすることで改善することが可能です。花粉症と扁桃腺炎を同時に予防するためには、マスクをして、手洗いうがいをしっかりすることが大事になってきます。
いずれにしても、自己判断で済ませず、早く病院にいくことが大切です。
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